【短編集】天使がくれた愛
ひかるはにこっと笑ってお茶を飲んだ。
「だね…」
「おーい心結ーっ!!100円貸してー!!」
「またー?」
私は啓のとごまで行って100円を渡した。
「もうないからねっ」
「了解」
とっとこ走り去った。
「嵐のようにきて嵐のように去ってったね(笑)」
「本当うるさいよね……でもそこが啓のかわいとこだからねー」
そう言いながらお茶を飲んだ。
放課後
「健太郎ちょっといい?」
「おっおう!!」
校舎裏
「ごめん…健太郎の事好きだけど、それ以上に好きな人ができちゃった……」
「そっか…オレら両思いだったんだな…お互いが気づくまで」
「うん…はやく部活もどりなよ!!…キャプテンに怒られるよ!!」
といって背中を押した。
「──バイバイ」