【短編集】天使がくれた愛
その夜──
ベランダにでた。
窓から顔をひょこっと出した啓が
「今日泣いてないじゃん」
と言った。
「今日は笑うためにきたんだ」
「へ〜新しいギャグでも考えだの?」
「ううん…私ねしらんまに啓がスキになってた──
付き合ってくれますか?…私健太郎の告白断ってまでも啓に告白してんだよ?(笑)」
啓は私を抱きしめた。
「俺もすきだよ」
力強く抱き締めてくれた。
そしてキスをした。
なんか大変だったねいろいろ─。
お母さん旅行のチケット当ててくれてありがとね。
ずっと一緒にいてよね。
啓好きだよ。
恋愛症候群
…end