【短編集】天使がくれた愛
「大丈夫あ、と山田」
「はい」
「早く準備」
「あ〜はいっ」
山田はスタスタ控え室に行った。
「あっ藤岡ぁ─っと」
あたしは慧太先輩と話していた。
山田は足を止めて控え室に行った。
ワァァァァア
時は遡り
山田は準決勝まできた。
ドキン
ドキン
フラフラしていてヤバかった。
山田より20センチも身長が高い人だった。
「やまだぁぁあ!全勝するんでしょー!こんなとこで、負けんなよー!!」
あたしは力いっぱい叫んだ。
ドキン