双子のあいつら
『…以上で学園長からの挨拶は終わります。では、続いて生徒会長からの挨拶です。』
中学・高校の全生徒が入る大講堂で朝礼は行われる。
1000人もの生徒の前で、慣れたように凛々しく挨拶をする真二を見ると、澪はたまに違う真二を見ているように感じる。
「今年度は、5年に1度行われる『藍蘭祭』の年です。一番優勝な作品を作った学年には金一封が与えられます。」
会場が一瞬ざわめいた。
金一封がもらえるとなれば黙ってる生徒などいない。
「そして…今年度の藍蘭祭には、特別公演として生徒会役員の公演があります。」
再び会場がざわめいた。
真二の後ろに立っている久遠が微笑む。
「藍蘭生全員で力を合わせて藍蘭祭を成功させましょう。」
中学・高校の全生徒が入る大講堂で朝礼は行われる。
1000人もの生徒の前で、慣れたように凛々しく挨拶をする真二を見ると、澪はたまに違う真二を見ているように感じる。
「今年度は、5年に1度行われる『藍蘭祭』の年です。一番優勝な作品を作った学年には金一封が与えられます。」
会場が一瞬ざわめいた。
金一封がもらえるとなれば黙ってる生徒などいない。
「そして…今年度の藍蘭祭には、特別公演として生徒会役員の公演があります。」
再び会場がざわめいた。
真二の後ろに立っている久遠が微笑む。
「藍蘭生全員で力を合わせて藍蘭祭を成功させましょう。」