fortune spiral

「戦闘員と、考えてもいいんだな?」

夾の問に「勿論。」と美優は言った。



「なら、私だって前線に出る!」

藍那も手を上げた。

「駄目だ。藍那は柚璃達を守れ。」


夾の言葉に藍那は諦めたのか、ゆっくりと頷いた。
その姿を見、夾はコッチを向く。


「この場の指揮は俺がとる。いいな?」


確かに、入りたての俺や渚より場数を踏んでる夾の方が良いな。


「分かった。頼む。」



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