fortune spiral

「弱いくせに群がって、誰かを護ろうとする。それが仇になって、余計弱くなってるとも知らずにね。」

「…確かにそうかもな。」

俺の肯定は予想外だったのか、アリサは一瞬目を丸くしたがまた、笑い始める。

「けど、お前等も中々だぜ?クソババァ。」


ピタリ、アリサは笑うのをやめ俺を見据えた。



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