南極2号
ところが…

役立たずと思ってた番犬が思わぬ行動に出た。

「千春ちゃんって…千夏お姉様の事マジでそんなん思ってたわけっスか?」

ん?どした?

番犬の様子が変だぞ。

「千春ちゃんは、上がり症で普通に恋愛も出来ないだろうからって…ず〜っと心配してたんスよ。そんなお姉様の優しい気持ちに気付かないなんて…そんなんじゃ一生恋なんか出来ないっスよ」

お〜番犬が説教しよる。

「お姉ちゃんが心配?する訳無いじゃん…お姉ちゃんはビールとロボットの事しか興味無い変人よ!」

げげっ…番犬が千春にケンカ売って…千春がケンカ買うやら予定外…
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