南極2号
お姉ちゃんの事ばっかりプッシュして、あたしの事蔑ろにしてんだけど…

「ロボット3原則っスよ…ロボットは製作者の忠実な下僕っスから…」

何か違う気がするけど…

「まぁいっか…お姉ちゃんなりにあたしの事心配してくれてたってのが解ったし…相変わらず解んないけど…」

全てを悟ったあたしが納得した様に呟くと

ちょっと違う世界に置いてけぼりの千早クンは

「お前ら…さっきから何、小声で話しよぉとや?」

と仲間外れにされたっぽい気でもしたのか、ちょっとM…

んであの子は
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