Dangereuses tower
chapter1
何だ、今の振動…。
地震か?
いや、それにしては数秒も経たないうちに振動は終息した。
もしかしたら気のせいかと思えるほどに、僅かな時間。
気にするほどの事でもないのか。
事実、俺以外の客は、先程の振動に誰も気づいていないようだった。
ならば、問題はないのかもしれない。
だが、その直後。
「!?」
突然タワー内に響くベルの音。
火災報知器が、けたたましく店内に響いた。
地震か?
いや、それにしては数秒も経たないうちに振動は終息した。
もしかしたら気のせいかと思えるほどに、僅かな時間。
気にするほどの事でもないのか。
事実、俺以外の客は、先程の振動に誰も気づいていないようだった。
ならば、問題はないのかもしれない。
だが、その直後。
「!?」
突然タワー内に響くベルの音。
火災報知器が、けたたましく店内に響いた。