オレンジ色の携帯



些細な話題でも一々跳ねる自分の心臓。


すぐに赤面してしまう自分の顔。


彼女の言葉に一喜一憂。


でもそんな空間が本当に楽しくて、居心地が良くて、幸せで…。


彼女のコロコロ変わる表情。


クスクスと笑う君の声。


そして笑顔。


今の時間だけ俺に向けられたモノだという事実にそれが更に輝いて見えた。







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