秘密の★オトナのお勉強②

よく考えてみれば、あたし何も悪くないよね？


こんな憂鬱な気持ちにさせているのは、間違いなく貞永のせいよね！？




「…フフフ」



「恐ろしい事考えてるわ、この声」




隣で恐怖に怯える隼人を無視して、あたしはガッツポーズを決める。



…決めたわよ！

もう、アイツに振り回されたりしないんだから！




「今後一切、あたしは貞永と縁を切ります！」



「は？」



「でもって、今以上に仕事頑張って、貞永を見返してやります！」




…ムカつくし、腹立つし。

もう、あたしは諦めてやる！




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