大好きッ!!
「私…もう陸のこと信じられない。」
陸は黙ったままで何も言わない…。
「ごめん…一人にさせて……。」
私がそう言うと、陸は小さく頷いて保健室から出て行った。
――――――――――――……
保健室で一人、沈黙が続く…。
どうしてあんなこと言っちゃったんだろう…。
今になって、さっきまでの自分に後悔する。
陸はちゃんと謝ってくれたのに…。
私……子供っぽいなぁ……。
陸を困らせたかったわけじゃない…。
ただ、気づいてほしかった。
自分の感情が剥き出しになって、それを抑えることが出来なかった。
………………私
“最低”だ――――――――