Why don't you love?
消えない傷☆
「ゆうかっ!」
「ぅ…ひろきぃ〜…」
あたしはひろきに抱きついた
「とりあえず乗れよ?」
「…うん。」
あたしは自転車の
後ろに乗って
ひろきの家に向かった。
洋服は乱れたまま…
「これに着替えろよ」
「…ありがと」
「おう」
あたしは黙って着替えた。
「ゆうか?」
「…ん?」
「何があった?」
「あたし…」
あたしは今日あった
ことを詳しく話した。
話し終わったあと…
ひろきはあたしを
思いっきり抱き締めてきた
「ひ…ろきぃ…っ」
「怖かったな…」
「………っ」
「大丈夫。俺が守ってやるから」
あたしは
ひろきの腕の中で
泣いて泣いて
泣きまくった。