Why don't you love?
「あたし帰る」
「待て。」
「放してっ」
「中に入るぞ」
「やだよぉ…」
「いいから!」

ひろかずに手を引っ張られ
セブンの中に入った。

「よっひろき」
「おぅ」

ひろきは横目で
あたしを見た。


「ひろかず、帰りたい」

あたしは小声で言った。
ひろかずはあたしの
頭を軽く叩いて
ひろきと話し始めた。

あたしとひろかずの手は
しっかり繋がれたまま。


「お前彼女できたの?」
「ま−なっ」
「ひろきモテるからな」
「モテねぇし」
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