愛しい君へ


「梨李って恋多いくせしてそういうこと
言われたことないよね-」
「まあね。言われても気付かないし」
「今まで何人付き合った?」
「ん-龍哉合わせて7人?」
「まあ少ない方だね」
「でしょ」
「でも最低なことも多くしてきたね」
実美はストレートに言ってくる。
「それは悪いと思ってる」
「まあいんぢゃね?その人達のおかげで
今の梨李居るヮヶだし」
最後は必ず暖かく言ってくれる。
「そうだけど・・・」
「今後悔してもしょうがないね。今は今の幸せ感じてよ?」
「ぅん・・・。  そういえば・・・実美は好きな人居ないん?」
「ぇ・・・」
こういう反応する実美は何かを隠してる。

「居るんだね? 誰?」
「ぃぁ-・・・。まだ分かんないし・・・」
「でも気になってるんでしょ?」
「まあそうだけど・・・」
「はぃはぃ。誰ですヵ?」


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