君にさよなら

メモ

ん??
その紙を拾い上げた。


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Ｍ─────Ａ

Ａ─────Ｋ

Ｔ─────ｉ

Ｕ─────Ｒ

Ｋ─────Ｏ

Ａ─────Ｕ

Ｗ

Ａ

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………何だ？
これ??




その…意味の分からないメモをポッケに突っ込んで、部屋を出ようとした。

くるっと一回転するとある事に気づいた。


馬鹿みたいにデカい本棚。

しかもそれだけじゃない、本棚の本は、全て同じ本だった。


【君と一緒】


高3の男子が読む本とは、思えない。

軽く、50冊を超える【君と一緒】に、俺は唖然とした。