ボーイッシュガール☆


『そろそろ下行くか?』


『先輩逃げるんですか?』


また俺はケケケと笑った。


『ちげーよ!


お袋から


メール来てもう終わるって。』


俺はそう言われた瞬間


ドキッとした。


ヤベーな…


もしばれてたらどうしよう…


結城大丈夫かな…


ゲームをしていたことで


消えかけた不安が


また押し寄せてくる。


『行くぞ。』


そういわれて仕方なく


重たい体を起こして


階段を下りた。


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