恋するキモチ
「ん~・・・なんか恥ずかしいんやけど・・・
俺な・・・、ずっと考えてたんやけど・・・
2人で行きたいなってずっと思ってた。
いつかお前と一緒に行きたいってさ・・・。」
下を向いてて目を合わそうとしてくれない。
だって、陸はこういうの言うタイプじゃないし。
うちは意地悪そうに、
「ねぇ・・・こっち向いて。」
うちが言うと、
「バカっ!!恥ずいし!ドS海!!」
陸は抱きついて顔を見せないように
言ってきた。
「うるさいな!!陸ほどじゃないし!
陸の方がドSっしょ?」






うちらはいつもふざけあうから遊んだり出かける
瞬間が遅くなったりする。
今日もあっという間にお昼をすぎた。





「腹減ったぁ~~!」
「お前・・・ベッド占領しすぎ・・・。」
陸は呆れたように笑って、キッチンに向かった。
「何作るん?」
ニコニコしながら陸に抱きついた。
「内緒!!海は部屋で待ってて。」
「うわっ、最悪・・・。
せっかく一緒に作ろうと思ったのに・・・。」
うちはしょぼしょぼして部屋に戻った。
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