恋するキモチ
陸 side
「陸・・・?」


俺は初めてかな?
素直になれた。
これは現実なのかも、そばにいるのは海なのかも
わからなくなった。
夢かもしれない。
きっと神様のイタズラかもしれない。
そう思った。

「り~くっ!!」
海は俺の名前を呼ぶ。
昔から変わらない呼び名で・・・。
なんかすごい当たり前のようで、
特別に感じるんだ。




「海・・・出るか?」


「ん・・・?うん・・・。
どこ行くの??」
海はびっくりした顔で頷いた。





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