恋するキモチ
「そんな遠くないから大丈夫やって!なっ!!」
海はめんどくさがりやからすぐ顔にでる。
今もそうだ。


「海・・・今日はな・・・いい日になりそうだな。」
海はそれに対して不思議そうに、
何も言わずに聞いた。
実は今日、綺麗な流星群が流れるらしい・・・
まぁ・・・噂やからわかれへんけどな。




「陸ぅ~~~!!」
海は俺の腕を組みながら笑顔で言った。
外に出て歩いていくと、
色んな人がこっちを見ていた。
海を見ているんだろう。
なんかちょっとヤキモチっていうか、
モヤモヤした。

海を見るな。俺の海だぞ。


こんなことを思う俺はどこまで海を
思っているんやろうか?
こんな俺は・・・きっと海を縛ってしまうだろう。
じゃあ、海は俺の事どう想ってるんやろ?
永遠という言葉は俺らにとって合う事なんかな?





「ここ・・・?」
海の足が止まった。
海は口をぽかんと開けて遠くを見つめた。
海は俺と海の付き合った場所であって、
大切な場所やから。

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