恋するキモチ
うちは陸に抱きついた。
温かいぬくもりが心地よかった。
まだ寒さの残る3月。
もう・・・桜が咲く季節がくるんだね。






「陸・・・?」
うちは陸を呼んだ。
「一生幸せにするからな!!」
陸はうちに力いっぱい抱きしめた。
その強さはうちをどれだけ想ってくれてるかわかる。
痛かったけど、嬉しかった。
そして、身体が離れてお互いに目を合わせて、
キスをした。
そのキスは長いものだった・・・。
だけど優しかった。
これも一つの優しさだろうなぁ。




「陸・・・?うちの事、どれくらい好き?」
うちは聞いてみた。
「どれくらい??
そんなん言葉に出来やんし・・・
言い表せへんし。
海は??」
「うち??うちも同じやで。
好きを越えてるよ!」
うちは笑いながら言った。
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