恋するキモチ
「あぁ…それならあの…
集会の時に学校やめますって言った子よ?
すごくしっかりした子よね?
ずっとあなたを心配しててね…ずっとあなたの名前呼んでたわ。
彼氏さん??」
「そうです…でも…。」
うちは倒れた後に陸が助けに来てくれるなんて思わなかった。
「やめるとか…そんな話…言ってくれませんでした…。」
「それはもしかしたら…
迷惑かかるからじゃないかな?
結構ね、ストレスたまるのよ?
あたしの夫がそうだったからね…。」
「え…?」
「彼と同じような感じよ?別れようって言われたんだけどね。あたし必死でとめたの。
それでもいいって…
それで結婚したの。
なんか恥ずかしい話なんだけどね。
あなたも頑張りなさいよ!!」
先生はそう言ってくれた。

そして、うちは教室に戻るとみんな心配してくれた。
空にもだ。

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