恋するキモチ
それでうちらはいつものように陸ん家で
ゲームしたり学校の話したりした。
これが日課だからな。



「また陸に負けたぁーーー!」
陸は嬉しそうな顔して、
「だって海が帰った後やってるしぃーー♪」
そんな楽しそうにしてるとこ、
こっちまで幸せになってきた。
陸はすごいやぁ。
なんでも不安があった時でも、
嫌なことあった時でも、
それを消してくれる。
やっぱ陸はヒーローだよ!



「さっ、もう帰らんとあかんやろ?送るわ。」
もう時間かぁ・・・。
もっと一緒にいたかったしぃ~~・・・。


陸は立ち上がってイスにかかってたブレザーを
とってた。


これもいつものことやし。
送ってくれるって家なんて隣やからな。
すぐ着くし。
あっという間や。
もっと一緒にいたいって思っても、
どうせまた会うからって思う。
てゆーか明日は土曜日やん!!
明日会えるかな?

「陸さぁ、明日会える??
てゆーか暇??」
陸はすぐに「暇やで!」
って答えてくれた。
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