恋するキモチ
「海っ!!」
うちは向かおうとした瞬間、
誰かに呼びとめられた。
振り返るとそれは空だった。




「空・・・。」
きっと行く事がわかったんだろう。
「海!!彼を信じてあげて。
海が嫌いで言ったわけじゃないから・・・。」
こんな言葉を言われた。
「ありがとう!!」
うちは泣きながら言った。
こんなにうちのためにこんな事を言ってくれるなんて・・・
うちは幸せものやなぁ・・・。





うちは必死で走った。
陸に会いたい。そのために・・・
必死で走った。




「はぁ・・・はぁ・・・。」
やっと着いた。
やっぱりな、陸はいた。
そこは海・・・。
「陸・・・。」
うちは小声で言った。
陸は大きな海を寂しそうに見ていた。



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