恋するキモチ
「海っ!!
もってき…」
俺は海の部屋を入ると、
海は眠っていた。
せっかく作ったけど…
寝てるからおかゆはラップして残しとこうか…。
そうして、俺は海に寄り添った。
手をずっと握った。



海の頬に涙の後が残っていた。海は泣き虫だな…。

俺はそんな海を見て笑った。久しぶりの手。
小さくて、前の頃と変わっていなかった。


ん??
俺があげた…指輪がない…。
そっと指を見ると、
付けていなかった。
なんで…??
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