だいすきだよ。

「加藤龍介さんっっ……」


「なに。知ってんのか」

「は…………はいっっ」


お兄ちゃんは
地元ではもと頭を背負ってた男。

喧嘩は半端なく強い。

そこらへんでは
けっこう有名なヤンキーだった。



「すみませんでしたぁぁああ!!!!」

そう言って男三人はあたしを外に出し車で行ってしまった。
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