先生にキス〈5〉
1.二人の素敵な始まり
特別な朝
「…………んっ…」
「幸歩…愛してる…。」
「しゅ……柊平…そろそろ行かないと……」
「もう少しだけ……」
「……んっ……ふ…」
温かい秋の日差しがカーテンの隙間から零れる朝…。
柊平の家に泊まった私は、起きるや否やベッドの上で座ったまま…
さっきから柊平からのキスを、受け止めていた。
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特別な朝