先生にキス〈5〉
「俺さぁ……まだ夢なんじゃないかって思ってるんだよな…。こうして、幸歩と一緒になれる時が…すぐそこまで来てるなんてさ…。」
運転する柊平の顔…、キラキラ笑顔が輝いてる…。
私も…まだ夢みたい…。
でも…
「私……これが夢じゃなくて良かったって思います。現実で……本当に良かった…。」
「ちょっ……幸歩、朝からそんなに可愛いこと言うなよ…。すぐにでも襲いたくなるじゃん…。」
えっ…!!
そ…そんなにすぐに!?