先生にキス〈5〉
忘れてることって…
キス…?
さっきもしたでしょ??
でも、以前…泊まりに来た時も食べる前にキスしたっけ…。
「…それじゃあ、いただきます。」
キスを終えて、ニヤリと笑った柊平は、料理を頬張りはじめた。
「やっぱり幸歩の作った料理は最高に美味しいよな。野菜のスープ、あの時を思い出すなぁ…。あの日以上に幸歩の愛を感じる…。」
「そ……そう?」
そこまで褒めてもらえると、照れくさいなぁ…。