先生にキス〈5〉

「じゃあ、行ってきます。幸歩、今日も会社が終わったら、直ぐに帰って来いよ?」


「う…うん。」


柊平は、おでこにキスをして、笑顔で出掛けて行く。

エレベーターと扉が閉まるまで、私は柊平を見送っていた。


なんか……ドキドキしまくる朝のひとときだけど…


こうして柊平を見送るのは、結構嬉しかったりするんだ…。


色んなところに小さな幸せの発見の連続…。


結婚って…本当にいいなぁ…。



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