先生にキス〈5〉

「は…早く紅葉見に行かないと…!雨降って来ちゃうよ?」


ほら!と窓の外を見るように柊平に促すものの、


「俺、紅葉よりも幸歩だから。」


クルッと体を回転させられて、ジッと見つめられた。


そ…それを今言っちゃうの!?


何しにここに来たんですか?


不満に思っていると、チュッと触れるキスをされた。


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