先生にキス〈5〉

「…ごめん。気持ち…高ぶってんのかな…?嬉し過ぎて…。」


唇を離して、ニッコリと笑う柊平。


少年のように無邪気な笑顔だね…。


「そろそろ出掛ける準備しよっか…。間に合わなかった…なんてことになったら大変だもんな…。」


「うん……。」


ベッドから降りた私はカーテンを少し開けて外を見た。



秋晴れの…いい天気…!



心の奥深くまで透き通りそう……。



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