先生にキス〈5〉

気持ちよくて眠くなっちゃう…。


ウトウトしかけたところで、ドライヤーがとまった。

「幸歩、寝そうになっただろ?」


柊平にニヤッと笑いながら、顔を覗き込まれた私は、一気に眠気も吹き飛んだ。

「だ…大丈夫…といいたいところだけど、ちょっと眠くなっちゃった…。柊平の乾かし方が上手いから…。」


「だからって、すぐに寝かせないけどな。」


私の首筋にキスを落とすと、柊平はゆっくり立ち上がった。



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