先生にキス〈5〉

「気を付けろよ?俺にとって、幸歩は何よりも大切な存在なんだから…。」


「う…うん…。」


人が行き交う中で抱きしめられてるのは、照れくさいけど……


こうして柊平が傍で守ってくれるのは、すごく心強くて嬉しいな…。



「あの……これ、落としましたよ?」


トントンと肩をつつかれた私が振り向くと、そこには背の高い男性が立っていた。



< 216 / 336 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop