先生にキス〈5〉

「でも…せっかく来たんだから景色見て行こうよ!」

ね?と声を掛けながら、柊平の服を少し引っ張った。

だって、ここまで階段を上ってきたわけだし、眺めも堪能したいもん。


柊平は、周りを警戒しながら私の腰に手を回した。


そして、展望台の大きな柵から二人で広がる景色を眺めた。


紅葉で彩られた山、そして町などが見えて絶景…という言葉がピッタリな気がした。


夜景とかも…綺麗なんだろうな…。



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