先生にキス〈5〉

「柊平…また明日から学校始まるけど…、あの…また何かあったら遠慮なく言ってね?」


なんとなく、不安がまた押し寄せる。


生徒からの電話だって、いつ柊平にもかかってくるか分からないよね…。


「ありがとう。ちゃんと幸歩に話すよ。だから…」


肩を優しく撫でたあと、柊平は私の体を向き合わせるようにさせた。



「幸歩も何かあった時は、遠慮せずに何でも言ってくれよ?俺は、ずっとお前を大切にしていきたいから…。」



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