先生にキス〈5〉

解決へ


――――――…‥
―――――…‥


夕日がカーテンの隙間から差し込む、その光で目を開けた。


寒気も感じなくなり、体を起こしてみると重たくダルい感覚もとれていた。


風邪…やっとよくなったみたい…。


喉も、昨日はあんなに痛かったのに、それもなくなっちゃった…。


やっぱり大人しく寝てるに限るなぁ…。


ベッドから下り、新しいパジャマに着替えて、温かいカーディガンを羽織った私はキッチンへ。


調子もよくなったし、柊平の夕食だけ作っちゃおう…。


ゆっくりと準備を始めた。


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