先生にキス〈5〉

「今日話してくれたのは一部に過ぎないみたいだからさ…。これから時間を掛けて、今回のことを生徒と話し合っていこう…ってことで他の先生方とも話をしたんだ…。まだ理由とか…よく分からないままだから。」


「うん…。そうだね…。」

もしかしたら…
何か心の奥に抱えているものがあって…


誰かに気付いてほしくて…やっていたのかもしれない…。


あくまでも私の推測だから、確実なことは、その女の子から聞くしかないけど…。


頭の中で考えていると、体をヒョイッと持ち上げられて柊平の膝に跨るように座らされてしまった。



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