先生にキス〈5〉

「幸歩…」


「ん?」


柊平の声に笑顔で反応すると、顔を近付けてきた。


「俺、幸歩に出会えて良かった…。傍に居てくれることが、こんなに嬉しくて幸せだって思えるんだからな…。」


その言葉に目が潤む私をギュッと抱きしめた柊平。


耳元で“愛してる”って言ってくれた…。


私も……
あなたと出会えて本当に良かった…って、毎日のように思ってるよ…。


柊平、愛してる…。



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