先生にキス〈5〉

二人でメニューを注文し終えた後、テーブルの上に置かれている水を取ろうと手を伸ばすと、柊平に手を握られた。



「柊平!?どうしたの?」

「ん?幸歩の手…、握りたくなったから。」


ニコッと笑顔で言われちゃうと、何も言えないじゃん…


嬉しい言葉だけど、周りにお客さんがいるし……


照れちゃうよ…。



< 49 / 336 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop