先生にキス〈5〉

『お待たせしました〜』


ウェイトレスさんが注文していたサラダを運んできてくれた。


「幸歩、どうぞ!」


「ありがとう…!」


柊平は綺麗に二つのお皿に取り分けて、一つを私の前に置いてくれた。


野菜、みずみずしくて美味しそう…!


“いただきます”


二人で声を揃えて言って、サラダを食べ始めた。



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