先生にキス〈5〉

「柊平…、何か違わない?」


「ん?何が?」


何が…って、逆に聞かれても困るけど…、どう考えたって反省する場所が違うでしょ…?


そこまで突っ込もうかと思ったけどやめておこっと…。



「…何でもないよ!それより、どんどん選んでいかないと…!まだ夕食の買い出しもあるから…。」


ニコッと笑いながら、柊平の手を握りしめて、また食器選びを再開しようとした時だった。






「和丘さん?」



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