先生にキス〈5〉

やっぱり宇堂さんて、イマイチ掴めない人だよなぁ…。


う〜ん…と首を傾げていると、背中に温もりを感じた。


「えっ?柊平…?」


ここ……一応、お店の中だよ…!?


「今の宇堂って人と、いつも仕事してるんだな…幸歩。」


「あ……うん。なんか…ごめんね。ちょっと二人で話しちゃって…。」



「…いつも、あんな風に話し掛けてくんの?」



柊平は、ボソッと耳元で囁く。



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