先生にキス〈5〉

「それじゃあ…、行ってきます。」


柊平が挨拶をして、私たちは手を振るお母さんに見送られながら、マンションを出て車へと乗り込んだ。


「幸歩、時間…どう?」


「えっと……この調子でいけば、大丈夫そう…!」


時計を確認して頷いた。


このまま行けば、早めに着けそうだし…


余裕を持って提出出来るだろうから、きっと大丈夫…だよね。



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