鏡の中の君~君の温もりはココにある~
あっさりと…

「で、今ここにいるんだ。」

「うん。だから…」

「笑ー。早く準備しなさ
ーい。」

倉持君が何か言いかけた
時、お母さんの声が聞こ
てきた。

「はいはーい。


って事で私、準備するか
ら。」

「うん。どうぞ。」

ニコニコして鏡の中にずっと立っている倉持君。

「いやっ。落ち着かないから一旦、部屋に戻ってくれない?」
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