鏡の中の君~君の温もりはココにある~
一人でただ渋い顔する私を気づかってくれたのか

「そろそろ帰ろっか。」

そう言って中島君は立ち上がった。

「あっうん。」

会計をすませて外にでる。


「それ、じゃあ。」

小さく手をふってくれる中島君。

「うん。じゃあ。」

私も小さく手をふりかえす。

そして、それぞれの家路についた。
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