鏡の中の君~君の温もりはココにある~
よちよちと、鏡に近づいた。
倉持君は、そんな私を見て、目線を合わすためにしゃがみこんでくれた。

「笑。
俺は、君をずっと見てきた。
俺達が出会う前からずっと。
だからな、俺が君を想う気持ちは揺るがない。
決して。
ここに誓うよ。
何があっても、君の側にいるって。」

じっと私の目を見つめながら話す彼に、私は吸い込まれた。
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