私は恋をしていいですか?
桐河君は溜め息を吐いて髪の毛を掻きあげた
髪の毛もサラサラだなぁ~栗色の色で綺麗だよ
「お前、俺を知らないのか?」
私は小さく頷く
だって本当に知らないんだもん。
「颯爽って書いて爽を消す。それで颯」
「さっそう?……」
「もういい、アホに話してると俺もアホになりそうになる」
「だからアホじゃなくて妃芽だよ!」
桐河君は呆れた顔で目の前の教室に入る
ここって…………
「そこって生徒会室だよ?入ったらダメでしょ」