私は恋をしていいですか?




男の子が廊下から教室に入って香織を呼ぶ




「なによっ?康祐」



「今日さカラオケ行かね?割引き券あるからさ♪」


笑顔で券をピラピラさせる香織の幼馴染みの杉浦康祐君だった。




「ヤダ。康祐とカラオケなんて…………妃芽も行かない?」




香織の目線が私に向けた。




「私…いいの?2人の邪魔じゃないかな…」



< 80 / 111 >

この作品をシェア

pagetop