モノ・クロ
うん!想像してる通り!

俺が美月にパンチをくらわすところで、ガードされ、そのまま顔にアッパーをくらい俺は見事にダウンした。



美月は本当に格闘技で高校推薦狙えるんじゃね?



美月は一言
「くたばれ!ミジンコ。」


と一言言い残し、教室を出ていった。




「ああ~いってえ・・・。あいつの前世はあの鶴田兄弟だな.」
あ.鶴田兄弟はまだ生きてたな。

俺はジンジン痛む顎を擦りながら、また反省文を書き始める。




ん~。

だああああ!

[カツラ(桂)先生の国語の授業はいつも呪文を唱えてくれていて、睡魔という名のモンスターと闘ってくれています。あっあと先生。前の髪型のカツラ素晴らしかったですよ。けど俺はいつもしてたパスタみたいなカツラが一番好きだ!]


うん!文句無しだ。

俺はその文章を見て自分で惚れ惚れした。





ガララララ。
誰かが教室に入ってきた。
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